科学と社会の関係とは
現在大きな社会問題となっている環境問題においては、もし日本の科学技術を世界中で使えたら、環境問題は解決できるといわれています。
このように、「科学」と「社会」は一見無関係なもののように思えますが、実は密接に関係しているのです。
そこでここでは、社会と科学の関係について紹介していきます。
科学社会学
みなさんは、「科学社会学」という学問をご存知でしょうか。この学問は比較的新しい学問で、1930年台にアメリカの代表的な社会学者の一人であるロバート・K・マートンによって創始されました。
科学社会学の基本的な考え方では、「科学」という営みは科学者たちが行っていますが、その科学者たちもまた「社会」に所属し影響を受けているのだから、「科学」も一つの社会制度であると考えます。つまり、「科学社会学」では「科学」を自然科学と考えるのではなく、社会的・人間的な営みとして考えているのです。そうすることで、「社会」における「科学」の生産や流通の意味を問いかけているのです。
この学問はまだあまり認知されてはいませんが、科学が進歩し、目まぐるしく変化する現代社会では、「科学社会学」という視点はとても重要なものになると考えられます。